2020/09/11 13:30
今回は、漁師の旦那さんをもつネネの作品「珊瑚とともに生きる魚たち」をご紹介したいと思います♪
全地球生命の基盤である海。
地球上の7割の生命体がそこに暮らすと言われているとっても神秘にあふれた海の世界。
魚のように海のなかを自由に泳ぎ回れたら、なんて、みなさん一度は考えたことあるのではないでしょうか。
魚のように海を泳ぎ回ることのできる(?)漁師の旦那さんを持つネネの海をモチーフにした作品は、
まるで本当に海のなかを覗いているかのような、そんな気持ちになります。
カオハガン島のキルターたちは、スケッチや構図を作らず、思いのままに布をカットし、それを繋ぎ合わせてアップリケをして一枚の作品を完成させます。
しかし、ネネの作品は、まず夫ラディがスケッチを描き、配色を決めて、それをネネがチクチク縫い合わせて作り上げます。
◇◆その他のネネの作品◆◇
パステルカラーなカオハガン島 約210㎝×150㎝
https://caohagan.thebase.in/items/31335711
その他のキルトも多数販売中です。
ぜひご覧くださいませ。
Instagram( @Caohagan_island )、Facebook( @ngoCaohagan ) で島の様子を配信中です。
自然豊かな島で育った島民が、その感性を生かしてひとつひとつ丁寧に創っていくキルト。一人のキルターがひとつの作品を構想し、創り上げるのに約1-2か月かかります。定規や鉛筆を使わずに、ハサミで自由に生地をカットして、それをアップリケしていきます。どこか曲がったようなデザインだったり、今にも動き出しそうな動植物が、キルトをより楽しいものにしていきます。
赤ちゃんや子ども部屋の敷物にしたり、ソファカバーにしても素敵です。ピクニックにも使えるマルチラグとして、タペストリーとしてもお使いいただけます。世界で二つとない、島民の自然や動物への愛情が溢れるオリジナルデザインのキルトをお楽しみください。
ベストセラーになった「何もなくて豊かな島」の著者、崎山克彦が1987年にカオハガン島に出逢い、退職金で島を購入しました。
崎山は、島のために何をすべきか考えた末、「カオハガン・ハウス」という宿泊施設の建設を始め、島民に収入の道を作るため、スタッフとして雇い始めました。
当初は崎山の友人が訪れていましたが、1995年に「何もなくて豊かな島」がベストセラーになると、本を読んだゲストが訪れるようになりました。
それ以来、現在もたくさんのゲストがカオハガン・ハウスを訪れ、にぎわっています。リピーターが多く、島にお戻りの際には「おかえりなさい」とお迎えしています。
そのカオハガン・ハウスでは、島民が良い形で収入が得られるようにと、島の伝統的な手仕事や、島の自然素材を使ったものをそのまま、もしくはアレンジしておみやげとして販売(Caohagan Island Official Store)しています。